意外と知らなかった七五三のマナーを解説

このサイトでは七五三の場所や服装に決まりはあるのか、実施の際に疑問を感じやすい点を徹底解説しています。
これから7歳・5歳・3歳になる子供がいるのであれば、事前に確認しておくのがお勧めです。
またそもそもお参りする神社はどこが良いのか、という質問を持たれることも多いです。
さらにタイミングが男女によって異なる、ということについても解説しています。
子どもの成長に合わせたこの行事を迎える前には、ぜひ知っておいてください。

七五三の場所や服装に決まりはある?実施の際に疑問を感じやすいポイントを徹底解説

七五三の場所や服装に決まりはある?実施の際に疑問を感じやすいポイントを徹底解説 これから子どもが七五三を迎えるため、このイベントについて知っておきたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
その場合に疑問を持たれがちなポイントの1つには、そもそも七五三の場所や服装に決まりはあるのか、ということが挙げられます。
七五三は7歳の女の子や5歳の男の子、そして3歳の男の子と女の子の成長を祝う行事です。
11月15日の頃に神社やお寺にお参りして、子どもの健やかな成長を祈願するというイベントです。
場所は神社に行く人が多いですが、お寺に行く人もいます。
服装には決まりがあるわけではありませんが、普段着よりもややフォーマルな物を選ぶことが多いです。
このときには和服を選ぶ人も少なくありません。

七五三をスムーズに実施するためにできること

七五三をスムーズに実施するためにできること 七五三をスムーズに実施したいと考えているのであれば、そのためにできることを知っておく必要があります。
写真撮影を行う場合は、お参りの前に行うようにしてください。
お参りを行った後は子供がつかれていてぐずったり、良い表情で撮影できずに長引いたりする可能性が高いです。
衣装を借りたりヘアセットを行ったりしてもらう場合は、事前に選んでおくことが大切だと言えます。
当日決めるケースも多いですが、当日に試着まで行うと子供が疲れやすくなるので注意が必要です。
履きなれた靴を持っておくことも重要だと言えます。
慣れない草履のせいで、七五三の途中で子供が歩かなくなってしまうこともあるため、普段から履いている靴やサンダルがあると安心です。
空腹や飽きたときの対処として、ひとくちサイズのおやつやストローつきの飲料、お気に入りのおもちゃを用意しておくことをおすすめします。
七五三を行う場所では食べ物が売られていることもありますが、衣装を汚さないためにもあらかじめ準備しておくべきです。
そして、当日までには子供をやる気にさせておいたり、前日はしっかりと寝かせておくことも重要だと言えます。
こういったことを実施した上で臨むようにすれば、スムーズに七五三を行えるでしょう。

七五三の祈願には寺院を利用するのもおすすめ

七五三には神社にお参りに行く、というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。とはいえ場合によっては自宅から出かけるのに適した所に希望にあった神社がないこともあるかもしれません。その場合どうすれば良いか迷うこともあると思われますが、寺院に詣でるという選択肢を検討するのもおすすめです。
子供の成長を祝う七五三は男女とも3歳にするほか男の子は5歳、女の子は7歳にもするのが習わしとなっています。基本的に11月15日に地元の神社かお寺に出かけて、これまでの成長に感謝し今後の健やかな成長を祈る行事です。遠くのところにある寺社に出かけても良いですが、七五三シーズンは混み合うことが多くあるほか着物を着ると疲れることも考えられるので地元でするのがおすすめです。寺院でも祈祷をしてもらうことが出来る場合がありますので、念のため出かける前に問い合わせをしてから七五三詣にお寺に行ってみてはいかがでしょうか。

子どもの成長を祝い七五三の食事会をするなら

七五三詣をしたあとには、家族や親族で食事会をしようと考えている人もいるのではないでしょうか。3歳や5歳、7歳の子供の成長を祝うこの行事出は神社やお寺に参拝に行ったり、記念の写真撮影をしたりするのが一般的です。
また祖父母を招待して会食をすることも少なくありません。七五三には祖父母からお祝いを貰うことも多いものです。そのためお礼の意味を込めて会食に招待をすることが多くあります。子どもの七五三の食事会に使われることの多い場所には、まず自宅が挙げられます。リラックスして、ゆっくり食事をすることができるのは自宅ならではの魅力です。近所の飲食店も会食に適した場所といえます。自宅でおもてなしをするとなると掃除をしたり料理を作ったりなど準備に負担がかかりますが、近所のお店を利用すれば用意に手間暇をかけることがありません。個室のある飲食店を利用すれば、プライベート空間で落ち着いて食事をすることができるでしょう。

七五三の袴着の儀は五歳になった男の子が初めて袴をつける儀式のこと

七五三では五歳になった男の子が初めて袴を着ける儀式として「袴着の儀」を行います。これは大人への仲間入りとして重要な儀式で、碁盤の上へ立って吉方を向いて袴に着替えるまたは、冠をかぶって四方の神様を拝んだと言われてます。
勝負の場で四方の敵を制することが出来るようにとの願いが込められていて、平安時代の貴族の間で行われていたのが、その後武家に広まって庶民の間でも伝わりました。江戸時代以降になると男の子の儀式となりますが、それ以前は男女関係なく行っていたようです。七五三と言えば三歳の「髪置の儀」というのもあり、江戸時代のころまでは三歳未満の子どもは髪を剃る風習があり、これも男女関係なく行っていて理由はいくつかあって髪が不浄の物と見なしていた説・幼いころに剃ると将来健康な毛髪が生えてくるなどです。「髪置の儀」を境に髪を剃るのは終わり、男女共に伸ばすことが許されました。七歳の「帯解き(紐落とし)の儀」は、七歳未満の女の子は帯ではなく胴の部分へ紐を縫い付けて結ぶタイプの着物で、七歳になると本仕立ての着物と帯を着られるようになったとされてます。

七五三の日にお参りに行けない場合はどうすればいい?

3歳・5歳・7歳の子供の成長を祝い11月15日におこなう七五三の行事では、神社や寺院へお参りに行くのが一般的です。しかし体調が悪かったり忙しかったりするため、この日の都合が付かず行けないこともあるでしょう。そのように、神社や寺院への七五三詣に行けない場合にはどうしたら良いか迷うこともあるかも知れません。
そもそもなぜ11月15日に七五三の行事をするかというと、その起源はもともとこの日に行われていた収穫祭にあるといわれています。またこの日は、徳川綱吉が息子の袴着の儀をおこなったともいわれています。これらの2つのことがルーツとなって現代の七五三もこの日に行われるようになりました。とはいえ必ずしもこの日でなくてはならないということはありません。15日の都合が悪い場合でも、11月の中旬くらいの都合の良いタイミングを選んですることが可能です。ちなみに一般的には11月の15日より前を選ぶことが多いようです。

七五三の記念写真を撮影するのに適した場所とは

男の子や女の子の成長の記録のために、七五三に記念写真を撮っておこうと考えている人は多いのではないでしょうか。七五三には写真館・フォトスタジオの中や、神社やお寺の前などの屋外などが撮影場所として選ばれることが多くあります。写真館やフォトスタジオを利用するメリットとしては、屋内で撮影出来るため天候に左右されることなく記念写真を撮ることが出来るということが挙げられます。
近年では子ども写真に特化した写真館も多くあり、七五三に適した衣装も取り揃えられていることが多いです。昔ながらの写真館ではフォーマルな印象の写真を撮ることができます。また七五三の撮影で人気の屋外ロケーションといえば、神社の参道やお寺の門前などが挙げられます。これらの場所で記念の写真を撮ると、季節感のある写真になるのが良いところです。周辺の風景も移り込ませることができるので良い記念になります。これらのようなところが人気ですが、好みの場所を選んで撮影し素敵な1枚を残しましょう。

七五三の詳細はこちら

金沢 七五三

新着情報

◎2022/7/25

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>七五三の祈願には寺院を利用するのもおすすめ
>子どもの成長を祝い七五三の食事会をするなら
>七五三の袴着の儀は五歳になった男の子が初めて袴をつける儀式のこと
>七五三の日にお参りに行けない場合はどうすればいい?
>七五三の記念写真を撮影するのに適した場所とは

◎2021/12/14

写真撮影に必要な準備とはのページを追加しました

◎2021/9/16

七五三に着る大人や子供の服装のページを追加しました

◎2021/8/31

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